実装ロジック確認日:2026年7月26日
このガイドの読み方
Solo Playに登場するCPUは、置けるすべての候補から、それぞれ固有の方法で1手を選びます。以下の「判断傾向」は実装されている評価項目、「見分け方」は盤面に現れやすい特徴、「対策」はその特徴を利用する考え方です。
ただし、同じキャラクターでも合法手や同点候補によって着手は変わります。特定の形を必ず置くという意味ではなく、盤面を読むための目安として使ってください。
Nagi — 合法手からランダムに選ぶ
- 判断傾向:置ける候補を点数化せず、合法手の中から純粋にランダムで1つを選びます。ピースの大きさ、中心への距離、次の角、妨害の効果は判断材料にしていません。
- 見分け方:序盤に小さなピースを使った直後に大きなピースを使うなど、手の方針が連続しにくいのが特徴です。好機に見える妨害地点を見送る一方、偶然こちらの進路を塞ぐこともあります。
- 対策:長い作戦を読もうとせず、自分の配置効率を優先します。大きなピースを置ける時期に消化し、次に使える角を毎手複数残してください。偶然の封鎖に備え、1本の進路だけに依存しないことが重要です。
Kiri — その時点で置ける最大ピースを優先
- 判断傾向:合法的に置ける候補のうち、マス数が最大のピースだけを残し、その配置候補からランダムに選びます。大きさが同じ候補の位置や向きには優先順位がありません。
- 見分け方:5マスのピースを置ける間は5マスを選び続け、広い形が入らなくなると4マス以下へ移ります。使うピースの大きさには一貫性がありますが、着地点の狙いは散らばりやすい相手です。
- 対策:Kiriの角の先を細い通路や小さな空間にすると、大型ピースの候補を減らせます。一方、自分まで大型ピースを置けなくならないよう、先に広い領域へ伸びてください。同サイズ内の配置はランダムなので、特定地点を避けると決めつけず、重要な角には予備を用意します。
Sena — 大きさと「次に使える角」を重視
- 判断傾向:ピースの大きさを強く評価し、配置後に新しく使えそうな斜めの接点が多いほど加点します。さらに、盤面の中心に近い配置を少しだけ優先します。
- 見分け方:大きなピースで中心方向へ進みながら、先端や曲がり角を増やす形を選びやすいCPUです。置いた直後の盤面を見ると、Senaの色から伸びる空き角が複数残っていることがよくあります。
- 対策:ピース本体だけでなく、その周囲にできた斜めの空きマスを確認してください。すべてを追うのではなく、中心へつながる角や広い空間へ入る角から先に押さえます。Senaは相手への妨害を直接は評価しないため、別方向に自分の展開路を作ると競合を分散できます。
Mira — 展開力と妨害を同時に評価
- 判断傾向:まず、大きさ、新しい角、相手が使える角の占有、開始地点からの広がり、中心への近さで有力な12候補へ絞ります。その後、配置後に残る合法手の数、自分の角の数、3人の相手に残る角の数まで比べます。
- 見分け方:大型ピースで広がりながら、自分の次手を増やし、同時に相手の斜めの接点へ入り込む配置が目立ちます。単に中央を目指すだけでなく、こちらの重要な空き角をピースで埋める手を選びやすい相手です。
- 対策:使える角を近い場所へ固めず、離れた方向に2つ以上用意します。Miraが一方を塞いでも、もう一方から広い領域へ進める形が理想です。1つの角からしか出られない状態になる前に、小さなピースで分岐を増やしてください。
Sota — 複数の評価を重ねる総合型
- 判断傾向:Miraと同種の基準で有力な14候補を選び、配置後の合法手、自分と相手の角を再評価します。さらにKaiとRaiの局面別評価も重ねるため、大きさ、展開、中心、相手の角の占有を幅広く見る総合型です。
- 見分け方:序盤は大型ピースで中心と遠方へ展開し、中盤以降は相手の角を消しながら自分の候補を保つ手が増えます。単一の特徴よりも、配置効率と妨害を両立する手が続くかで見分けます。
- 対策:Sotaは配置後の盤面を詳しく採点しますが、こちらの具体的な次の一手までは読み進めません。直後に2方向から進める形や、どちらを止めても別の大型ピースが入る形を作ると、1手の評価だけでは防ぎにくくなります。Sota自身の4個目・9個目の配置を境に局面評価が切り替わる点も意識してください。
Kai — 序盤の拡張から終盤の封鎖へ移る
- 判断傾向:自分が置いたピース数を基準に、4個未満を序盤、4〜8個を中盤、9個以上を終盤として評価を変えます。序盤は大型ピース、自分の角、開始地点からの拡張、中心を重視し、中盤から相手の角と移動余地を削る比重が上がります。終盤は相手の角を直接埋める評価が特に大きくなります。
- 見分け方:前半は盤面を横切るように伸び、手数が進むほど相手の出口へ寄るのが特徴です。終盤にこちらの使える斜めのマスを続けて埋めるなら、Kaiの評価傾向が盤面に表れています。
- 対策:Kaiの序盤の中心進出と同じ線だけを競わず、外側にも独立した進路を確保します。中盤までに大型で扱いにくいピースを減らし、終盤の封鎖に備えて小型ピースと離れた角を残してください。1か所に角を集中させると、終盤の妨害評価に狙われやすくなります。
Rai — 中盤の進路圧迫が目立つ局面型
- 判断傾向:Kaiと同じく、4個未満・4〜8個・9個以上の3段階で評価を切り替えます。序盤は大型ピースの評価が特に高く、直接角を埋める比重はKaiより低めです。中盤は相手全体の角を減らす評価が強く、中心から離れた配置も候補に入りやすくなります。終盤は大きさより相手の角の直接占有を重く見ます。
- 見分け方:序盤の大きな拡張から、中盤に外側も使った進路圧迫へ移る動きが手掛かりです。終盤では、広さを取るより相手の重要な角へピースを差し込む手が増えます。
- 対策:序盤のうちに角を枝分かれさせ、中盤の圧迫を1方向へ集中させないようにします。Raiが中央から離れた手を選ぶ可能性もあるため、外周を安全地帯だと思い込まないでください。終盤用の小型ピースを残しつつ、そのピースを置ける角も別々の場所へ確保します。
7体に共通して有効な攻略手順
- CPUの着手後に角を数える:自分の使える斜めの空きマスが何個残ったか、CPU側には何個増えたかを確認します。ピースのマス数だけを見るより、次の手の自由度を把握できます。
- 出口を2方向以上に分ける:Mira、Sota、Kai、Raiは相手の角を減らす要素を持ちます。離れた位置に出口があれば、1手ですべてを止められにくくなります。
- 大型ピースを先送りしすぎない:盤面が細分化されると、大型ピースの合法手は急減します。Kiriのように大型を優先する相手に広い場所を使われる前に、自分も複雑な形から消化します。
- 次の一手で取り返せる形を作る:現在のCPUは、合法手または配置直後の状態を基準に選び、相手との数手先の応酬を探索していません。CPUに良い形を選ばせた直後、こちらが別方向へ抜けられる二択を準備すると有効です。
- 棋譜で判断材料を分ける:対戦後は、CPUが「大きさ」「新しい角」「こちらの角の封鎖」のどれを優先したように見えるかを振り返ります。名前ごとの違いを実戦で確認すると、次の盤面で対策を選びやすくなります。