BLOCK-SAI GUIDE

攻略のヒント

置いたマス数だけでなく、次の手で使える角と残りピースから候補手を比較します。

内容確認日:2026年7月26日

まず「89マスをどれだけ使い切れるか」で考える

Block-SAIでは各プレイヤーが21ピース、合計89マス分を持ちます。勝敗は終了時の残りマスが少ない順なので、目先の陣地の広さより「最後まで多くの形を置ける経路」を作ることが重要です。

1手を比べるときは、今回置くマス数、配置後に使える自分の角、相手に塞がれにくい方向、残したピースがその空間へ入るか、の順で確認します。

序盤:5マスピースで中心方向へ複数の出口を作る

5マスピースは12種類あり、全89マスのうち60マスを占めます。終盤まで抱えるほど置き場所がなくなるため、序盤は長い形や曲がった形から使うのが基本です。ただし、中心へ伸びても次の角が1つしかなければ、その1点を塞がれただけで展開が止まります。

  • 配置済みの自分のピース
  • 今回置くピース
  • 相手のピース
  • 次に使える角の候補
候補A:出口が1つ広く進んでも、使える出口が1か所だけなら相手に読まれやすくなります。
候補B:出口が3つ異なる方向に角を残すと、1か所を塞がれても別ルートを選べます。

実戦では角の数だけでなく、その先に未使用マスがどれだけ続くかも見ます。盤端へ向く角と中央へ向く角なら、通常は中央側のほうが選べる形が多くなります。

中盤:相手を塞ぐ手と自分の出口を同時に作る

相手が次に使いそうな斜めのマスへ先回りすると、進路を狭められます。ただし妨害だけを目的にすると、自分も盤面の端で止まりやすくなります。置いた後に自分の角が最低2方向へ残るかを確認してください。

候補A:妨害だけを優先橙の進路には触れていますが、青側の次手が窮屈です。
候補B:妨害と展開を両立相手へ圧力をかけつつ、盤面下側へ2つの展開候補を残します。

残りピースを「大きさ」と「入りやすさ」に分ける

5マスピースでも、一直線の形は細長い通路が必要で、十字形は3×3付近のまとまった空間が必要です。一方、1〜2マスのピースは出口が狭くなった後でも入りやすいため、終盤の調整役になります。

  • 序盤:長い5マス、幅のある5マス、向きが少ない形を優先する。
  • 中盤:相手との境界に合わせ、向きの多いL・T・Z系を使い分ける。
  • 終盤:1〜3マスを、残った角と小さな空間の接続に使う。

全形状と固有の向き数を並べたピース一覧を開き、自分のleft表示だけでなく「どの形が残っているか」まで確認してください。

終盤:空きマスではなく、残りピースの輪郭を見る

空き地が5マス以上あっても、手元の5マス形と輪郭が合わなければ置けません。終盤に入ったら、盤面の空白を眺める前に相手トレイと自分のトレイを開き、最も置きにくい形を1つ選びます。その形が入る候補を先に確保し、小さい形は後から合わせます。

角が2つある場合は「大きい形が入る角」と「1〜2マスしか入らない角」を区別します。小さい形を広い角へ先に使うと、大型ピース用の唯一の空間を失うことがあります。

CPUの名前から、次の手の傾向を読む

ソロ対戦のCPUは同じ判断をしていません。Nagiは合法手からランダム、Kiriは最大ピースを優先し、Senaは将来使える角を重視します。Mira、Sota、Kai、Raiは複数の盤面評価を組み合わせます。

たとえばKiriには大型ピースを早く使う前提で進路を絞り、Senaには新しく作られた角の先を先回りする、というように観察点を変えられます。各CPUの実装上の評価軸と対策はCPUキャラクター攻略にまとめています。

棋譜で「置ける手が減った瞬間」を探す

結果画面のGame recordには、手番、使用ピース、配置座標、パスが順番に残ります。まず自分が初めてパスした手を見つけ、その2〜4手前に使ったピースを確認してください。大きな形を残しすぎたのか、角を1方向に絞ったのか、相手の境界へ近づきすぎたのかを切り分けられます。

Copy SGFまたは.blksgf保存を使えば、同じ対戦を後で比較できます。「勝敗」だけでなく、残りマス、最初のパスまでの自分の手数、終盤に残った最大ピースの3点を記録すると改善が見えやすくなります。

毎手の5項目チェック

  1. 今回、置きにくい4〜5マスピースを使えるか。
  2. 配置後に自分の角が何方向へ残るか。
  3. その角の先に、残りピースが入る幅があるか。
  4. 相手の次の角を塞ぎつつ、自分の出口も維持できるか。
  5. 小さいピースを、より大きな形が入る空間へ使っていないか。

最初からすべてを読む必要はありません。まず「次に使える角を2方向残す」と「置きにくい5マスを先に使う」の2点だけを意識すると、終盤の選択肢が増えます。